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アトピー性皮膚炎、湿疹の食事療法の基本となる5箇条(その1)

2018/02/23

栄養療法

アトピー性皮膚炎、湿疹でお困りの方は多いです。ご自身で色々と調べてネットに書いてある食事法を試す方も多いでしょう。あまりに色々な方法が書いてあるのでどれが正しいかわからなくなると思います。アトピー性皮膚炎・湿疹の食事療法は個々の消化能力や生活習慣に合わせて個別に変わっていきますが、共通する大原則はあります。
① 小麦をやめる
② 乳製品をやめる
③ 砂糖をやめる
④ カフェインをやめる
⑤ 楽しい雰囲気でよく噛んで食べる
この5つが一番大事。

① 小麦(グルテン)をやめる
小麦を含む食べ物はパン、パスタやうどんなどの麺類、カレーのルー、パン粉のついている揚げ物など。パンが大好きでパンをやめられないという方も多いでしょうが、残念ながら小麦は腸を荒らす代表的な食べ物。グルテンフリーダイエットという言葉が流行りましたが、グルテンは小麦に含まれるたんぱく質です。
グルテンは人間には消化しにくいため、未消化のまま腸へたどりつき、腸に炎症を起こします。腸に炎症がおこり腸粘膜に穴があいてしまうことをリーキーガット症候群と呼びます。リーキーガットになると本来排出されるべき有害な微生物や毒素が血液の中に入ってしまったり、栄養を吸収できなくて栄養不足になります。
リーキーガットは自己免疫疾患を引き起こします。腸に穴があくことで未消化のたんぱく質が通り抜けて、それを免疫細胞が攻撃し、戦いのスイッチが入った免疫細胞は自身の組織を攻撃します。
皮膚科疾患ではニキビ・アトピー性皮膚炎・湿疹・じんましん・乾癬もリーキーガットが一因になっています。その他甲状腺機能低下症、潰瘍性大腸炎・クローン病、関節リウマチ、うつ病やADHDもリーキーガットが関係しています。
また小麦には中毒性があり、たまになら大丈夫と思っていてもついついまた食べたくなってしまいます。
皮膚科で皮疹の治療に来る方には一番取ってほしくない食べ物です。
私はもともとパン好きでしたが、今は家で食べるときは完全にグルテンフリーにしています。一度やめるとそれほど欲しくなくなったので、当時はグルテン中毒だったと今は感じています。
長くなってきたので、②以降は別の機会に書いていきます。