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赤ちゃんのアトピーの完治をめざすなら、まずは乳酸菌サプリを飲むこと

2017/12/18

栄養療法

アトピー性皮膚炎の患者さんの腸内では悪玉菌が増えています。腸内環境を改善することで根本治療に繋がります。

生まれた環境によりアレルギーのなりやすさが変わる

アトピー性皮膚炎や湿疹のある赤ちゃんは腸内に悪玉菌(Clostridium difficile, Escherichia coliなど)が多いことが分かっています。赤ちゃんに悪玉菌が増える理由としては赤ちゃんへの抗生剤の投与、帝王切開で生まれたこと、人工乳、母親が妊娠中にペットや小動物とのふれあいがないこと、母親の抗生剤使用です。帝王切開には理由があるでしょうし、抗生剤も必要で投与されるものなので避けられない側面もあるでしょう。しかし、このようなリスクファクターが多い子でも元気に育ってほしいのが親心なので、どうしたら良いかということを考えましょう。

腸内細菌叢の成り立ち

では腸内の細菌叢について考えてみましょう。人の腸内細菌叢はどうやって決まるのでしょうか。経膣分娩の赤ちゃんはお母さんの産道にいる善玉菌であるSneathiaやLactobacillusらが皮膚や腸管内の常在菌になり、帝王切開の赤ちゃんは悪玉菌(StaphylococcusやStreptococcusというお母さんの皮膚の常在菌)が腸管内の常在菌になります。赤ちゃんの頃に形成された細菌叢は様々な環境からの影響を受けて変化し、3歳頃に大人と同じようになります。

 

環境が腸内細菌叢へ与える影響

幼少期にペットや小動物を飼っているとアレルギー疾患の発症が少ないということがわかっており、その子供達の腸内細菌叢を調べると、菌の種類が多く、菌量も多いことがわかりました。つまり小動物に付着している微生物に触れることで様々な細菌を腸内に取り込んでいるというわけです。これを応用すると、ペットを飼うことは無理だとしても砂いじりをさせたり農作物を育てることは子供のアトピー性皮膚炎や湿疹の発症を抑えるでしょう。

乳酸菌サプリの簡便さ

毎日砂いじりをさせようにもなかなか大変です。手っ取り早く腸内細菌叢を多様なものに変えるには乳酸菌サプリを飲むのが簡単です。乳酸菌サプリを選ぶときのポイントは、入っている菌の種類がなるべく多く、しかも菌の総数も多いものを選ぶことです。
乳酸菌と聞くとヨーグルトを思い浮かべる方も多いでしょう。ヨーグルトは残念ながらお勧めはできません。なぜなら乳製品に含まれるカゼインは腸を荒らすものですから乳製品はなるべく摂取しない方が良いのです。また乳製品に含まれる乳糖が合わない人も結構多いです。

食事から摂取するにはぬか漬けがおすすめ!

腸内に善玉菌を入れてアトピーや湿疹を改善しましょう。