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ビタミンDの補給でニキビを治す

2018/01/22

栄養療法

ビタミンDの作用


ビタミンDとは脂溶性ビタミンの一種で、血中のカルシウム調節・骨代謝にかかわる働きや、免疫向上、ガンを予防したり、

糖尿病の発症を予防したりする働きがあります。骨粗しょう症の予防にビタミンDは有名ですが、ガンも抑制するとは意外かと思います。

 

日本人はビタミンD不足?

ビタミンDは食べ物から摂取する場合、シイタケや魚の肝臓に含まれるが、その量は極めて少ない。

また日光にあたることで皮膚のコレステロールを材料として生合成されますが、日焼け止めを塗っていると合成されません。

欧米ではビタミンD不足を解消するためにビタミンD強化食品が出回っていますが日本ではそれが少ないこともあり、ビタミンDは多くの人で不足しています。

特に日差しが弱くなる冬では血中濃度が低下して風邪を引きやすくなります。

 

韓国でニキビの患者にビタミンDを投与して改善した報告

ニキビ患者80例に対して25(OH)D濃度(ビタミンDのこと)を測ったところ、39人が12ng/mL以下と不足していた。

そのグループを2つに分け、片方にビタミンDを投与しもう片方にプラセボを投与したところ、ビタミンD投与群で炎症性のニキビの改善が見られたというもの。

また同じ研究でビタミンD濃度の低さとニキビの重症度に相関関係が認められた。
この研究のビタミンD欠乏の指標が12ng/mL以下としていることは少なすぎるなあという印象です。

だってニキビが重症である云々も大事だけれど、それだけビタミンD濃度が低ければガンにも風邪・インフルエンザも糖尿病もなりやすいということだから、困りますよね。ともかく、ビタミンD濃度のもつ抗炎症作用が皮膚の炎症にも有効であることを示しているのだと思います。

 

 

というわけで、比較的重症のニキビの方にはビタミンD濃度を測ってみることをお勧めします。

ニキビの方だけでなく、風邪を引きやすい方、

日差しを浴びる機会が少ない方、

糖尿病予備軍の方などビタミンDを気にしてみてください。

ビタミンDサプリを飲む場合は脂溶性ビタミンであるので油っぽいお食事と一緒にどうぞ。