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院内ブログ

リンデロンVG軟膏はニキビに効果ある?ニキビとステロイド剤の関係(2022.05.25更新)

リンデロンVG軟膏は、外用ステロイド処方薬です。

肌への使用も可能であるため、ニキビ対策としてリンデロンVG軟膏を塗ってしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、リンデロンVG軟膏は、ニキビへの直接的な効果はありません。

今回は、リンデロンVG軟膏を含む、ステロイド剤とニキビの関係性について解説します。

 

リンデロンVG軟膏とは

リンデロンVG軟膏は、炎症を抑える合成副腎皮質ホルモン剤と抗菌作用のある抗生物質を合わせた塗り薬です。

主に、皮膚のかゆみや赤み、はれなどの症状を改善します。

また、細菌感染を伴う皮膚炎の治療に用いられますが、真菌などの感染による炎症には用いられません。

皮膚のかゆみや赤みなどに効果はあるものの、ニキビを直接的に治療する薬ではありません。

 

リンデロンVG軟膏のニキビへの効果

リンデロンVG軟膏は、ニキビの症状には適していません。

リンデロンVG軟膏に含まれる抗生物質は、アクネ菌に効果はないのです。

また、ステロイドの作用により、免疫低下を引き起こし、アクネ菌を増やしてしまう可能性があります。

炎症を抑える作用はあるので、赤ニキビのような炎症を起こしているニキビには、多少効果がある場合もあります。

しかし、一時的に炎症を抑えるだけで、ニキビの根本的な解決にはなりません。

 

ニキビ治療に"自己判断での"ステロイドは注意

リンデロンVG軟膏に限らず、ステロイド剤を使用する際は、医師の指示を仰いでください。

なぜなら、ステロイド剤を使用すると、ニキビができやすくなるからです。

ステロイド剤を使用すると、薬を塗った部分の皮膚の免疫力が低下してしまいます。

免疫力が低下した部分に細菌がつくと、ニキビができやすくなってしまうのです。

そのため、一時的に炎症が抑えられたとしても、結果的にニキビのできやすい肌になる可能性があります。

ただし、必ずしも肌やニキビにとって悪影響であるとは限りません。

 

ステロイド剤は医師の指示の元使用

リンデロンVG軟膏以外のステロイド剤もありますが、自己判断では使用しないでください。

ステロイドは、必ずしもニキビ治療に使われないわけではありません。

腫れが強いニキビに対しては、効果があることもあります。

そのため、ステロイド剤で改善が期待できるニキビの場合は、医師から処方されます。

しかし、患者さんが市販薬のステロイドを自己判断でニキビに使うのはやめましょう。

医師から処方されたステロイド剤を、説明に従って使用してください。

 

ステロイドよりもニキビに効果が期待できる成分

ニキビに効果がある成分をお探しであれば、ステロイド剤よりおすすめの成分があります。

  • ハイドロキノン
  • レチノイド
  • トラネキサム酸

ステロイド剤を自己判断で使用するとニキビの悪化に繋がる可能性もあるので、市販薬であればステロイドの配合されていないものを選びましょう。

以下でそれぞれの成分について解説します。

化粧品などに含まれている成分もあるので、デメリットやリスクもなく、安全に使用できます。

 

ハイドロキノン

ハイドロキノンは、シミの改善や予防に用いられる薬です。

2002年には認可され、市販の化粧品にも配合されています。

ニキビに対しては、色素沈着のニキビ跡に効果的です。

市販で購入できるものも多いので、赤みニキビが気になる人は、ぜひ利用してみてください。

ニキビ跡やシミおすすめのハイドロキノン入りクリーム3選|ハイドロキノンの効果とは

 

レチノイド

レチノイドは、ビタミンAとその誘導体を合わせた総称です。

できてしまったニキビにはもちろん、ニキビの発生自体を抑制する効果もあります。

そのため、初期の白ニキビから黒ニキビに対しても効果が期待できます。

レチノイド配合のニキビ薬としては「ディフェリンゲル」が有名ですが、「ディフェリンゲル」は医師の処方が必要です。

ニキビにはレチノール(レチノイド)が効果的|レチノイドとは?

 

トラネキサム酸

トラネキサム酸は、2002年に厚生労働省から有効成分として認められた成分です。

昨今では、ニキビに効果があるとして、多くの化粧品に配合されています。

主な効果は、以下の2つです。

  • 美白効果(シミの原因となるメラニンの生成を抑制)
  • 抗炎症作用(炎症性のシミやニキビ跡の改善)

トラネキサム酸配合の美容液は市販で購入できるので、以下を参考にしてください。

トラネキサム酸配合のおすすめ美容液3選|トラネキサム酸の効果と仕組み

 

まとめ

リンデロンVG軟膏はステロイド剤のため、自己判断で市販の薬を使わないようにしましょう。

ニキビに効果のある成分が配合されている市販薬は沢山あるので、市販薬を使用する場合は、他の薬を使用してください。

ただし、どうしても気になるニキビがある場合は、一度皮膚科まで相談してください。

自身のニキビの改善にどの成分が良いかわからない場合も、一度皮膚科まで相談しましょう。

 

名古屋市昭和区のニキビ治療なら当院で

 

 

文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック  院長 祖父江 千紗

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