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ベビーオイル洗顔はニキビに効果がある?ニキビ悪化の可能性も

[2022.08.12]

SNSなどで話題の「ベビーオイル洗顔」を知っていますか?

SNSでは「毛穴が綺麗になった」など、話題になっています。

しかし、ベビーオイル洗顔には向き不向きがあり、向いていない人はニキビの原因になる可能性も……。

そこで今回は、ベビーオイル洗顔の効果やニキビとの関係性について解説します。

 

ベビーオイル洗顔とは

ベビーオイル洗顔とは、名前のとおりベビーオイルを使った洗顔方法です。

具体的には、クレンジングや洗顔料を使わず、ベビーオイルのみで行います。

クレンジングからベビーオイルに変えることで、肌の負担を減らせると言われています。

私自身も実際にベビーオイル洗顔を試してみたので、以下の動画も参考にしてください。

 

クレンジングとベビーオイルの違い

クレンジングとベビーオイルには、成分の点で大きな違いがあります。

クレンジングには界面活性剤が入っており、ベビーオイルには入っていません。

一概にすべての界面活性剤が悪いとは言えませんが、ものによっては脂を落としすぎてしまうのです。

ベビーオイルには界面活性剤が入っていないため、脂を落とすぎることが起きません。

 

ベビーオイルを使う際の注意点

実際に私が使ってみて感じた注意点は、ベビーオイルをケチらずにつかうことです。

ベビーオイルは少量では肌全体に伸びていきません。

無理に伸ばそうとすると、肌を強くこすってしまうことになるので、負担を与えてしまいます。

また、ベビーオイルはそもそも化粧を落とすものではないため、メイクを落とす効果は低いです。

そのため、濃いメイクは落とせないので、注意してください。

 

ベビーオイル洗顔のやり方

実際に私が行ったベビーオイル洗顔のやり方について解説します。

以下の手順で行ってください。

  1. ベビーオイルを2プッシュ半(少ないとき追加)
  2. 肌になじませる
  3. 十分に馴染ませたらティッシュオフ(こすらずポンポンと吸い取る)

あとはお風呂に入ってお湯で流しましょう。

以下の動画でも解説しているので、参考にしてください。

@doctor_chisa 女医が教える話題のベビーオイル洗顔#fyp #美容 #皮膚科 #あるある #美肌 ♬ カタコト - sloppy dim

 

ベビーオイル洗顔でニキビができる?

ベビーオイルは、向いている人には向いていますが、人によってはニキビの原因になる可能性があります。

もし、ベビーオイル洗顔でニキビができてしまったという人は、以下に当てはまっているかもしれません。

これからベビーオイル洗顔をする人も、注意してください。

 

毛穴に詰まる可能性がある

ベビーオイルは、毛穴に詰まる可能性があります。

ベビーオイルは蒸発しにくく、角質に浸透しない可能性があるからです。

毛穴詰まりが原因でニキビになる場合があるので、注意しましょう。

 

洗顔のしすぎはニキビになりやすい

ベビーオイル洗顔は、クレンジングと比べて肌への負担が少ないです。

しかし、肌への負担が少ないからと言って、洗顔をしすぎてしまえばニキビができる可能性はあります。

何度も洗顔をすれば、肌のバリア機能が弱くなってしまうので、洗顔のしすぎには注意しましょう。

 

オイルであるためべたつきが残りニキビの原因に

ベビーオイル洗顔は、ティッシュオフしてお湯で流すだけです。

そのため、オイル感が残ってしまいます。

オイル感が残ってしまうと、皮脂が多く分泌されてしまい、ニキビができやすい環境になってしまう可能性があります

オイル感が気になる場合は、オイルの落とせる洗顔を使って、綺麗に落とすと良いでしょう。

 

単純に肌に合わない場合も

ベビーオイルは、赤ちゃん用のオイルであるため、基本的には肌に優しいです。

しかし、人によっては肌に合わない場合もあります。

実際に、ベビーオイル洗顔で湿疹や赤みが出てしまうというケースも見つかっています。

少しでも違和感があれば、すぐにベビーオイル洗顔を止めてください。

 

ベビーオイル洗顔の向き不向き

ベビーオイル洗顔には、向き不向きがあります。

どんな人にでもおすすめできるものではないので、自身に合っているか判断した上で行いましょう。

以下で、どんな人に向いていてどんな人に向いていないかを解説するので、参考にしてください。

 

ベビーオイル洗顔が向いている人

ベビーオイル洗顔が向いているのは、乾燥肌で薄めのメイクの人です。

クレンジングよりも洗浄力が弱いので、洗いすぎによる乾燥リスクを防げます。

ただし、クレンジングと比べてメイク落としの効果は低いので、ナチュラルメイクの人におすすめです。

濃いメイクの場合は、結果的にw洗顔しなければならないので、おすすめしません。

 

ベビーオイル洗顔が向いていない人

ベビーオイル洗顔が向いていないのは、脂性肌の人です。

脂性肌とは、元々皮脂が過剰に分泌されやすい肌の人を指します。

元々ニキビができやすい体質のため、ベビーオイルで毛穴が詰まると、ニキビを悪化させる可能性があるのです。

脂性肌の人は、刺激の少ないクレンジングを使うと良いでしょう。

 

まとめ

ベビーオイル洗顔は、誰にでも合うわけではありません。

クレンジングも人に合ったものがあるように、ベビーオイルにも合う合わないがあります。

合っているかわからない人は、一度試してみた上で継続するか考えてください。

もしベビーオイル洗顔でニキビが悪化したり湿疹などが起きた場合には、すぐに皮膚科へ相談しましょう。

 

名古屋市昭和区のニキビ治療なら当院で

 

 

文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック  院長 祖父江 千紗

 

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