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ボトックス注射について

ボトックスは、小顔やシワ、ガミースマイルや多汗症などに効果のある治療です。

上記の症状に当てはまる方やボトックス治療に興味がある方は、以下を参考にしてください。

ボトックス注射の効果や副作用について解説します。

 

ボトックスとは?

ボトックス注射は、ボツリヌス菌の作り出す筋弛緩作用のあるA型ボツリヌス毒素を筋肉に注入し、しわなどを軽減させる治療方法です。

「毒素」と聞くと不安になってしまうかもしれませんが、天然のたんぱく質からできた毒素を分解・精製したもなのでご安心ください。

また、ボトックスのほか「ボツリヌストキシン」とも呼ばれますが、名前やブランドが違うだけで同じ治療です。

 

ボトックス注射の効果

ボトックス注射は、しわ改善効果のイメージが強いかもしれませんが、以下の部位にも効果や症状にも効果があります。

  • しわ
  • 小顔
  • 花粉症
  • 多汗症
  • ガミースマイル

なお、ボトックス治療が可能な部位は、クリニックによって異なります。

 

しわ

おでこのしわのほか、眉間や目じり、鼻やあごなどのしわ改善効果があります。

個人差はありますが、注射後1-2週間ほどで効果を感じられます。

 

小顔

エラの筋肉に注射することで、エラの張りを軽減させ、小顔効果に期待できます。

 

花粉症

ボトックスを鼻の粘膜に浸透させることで、花粉症の改善効果に期待できます。

 

多汗症

ボトックスは筋肉を緩める効果を持ち、交感神経に作用します。

そのため、ボトックスを気になる部位に注射することで、汗の分泌を減少させられます。

 

ガミースマイル

ガミースマイルとは、笑ったときに歯茎が出過ぎて目立ってしまう症状です。

ボトックス注射で筋肉の緊張を和らげることで、改善効果に期待できます。

 

ボトックスの安全性

ボトックスは、安全性の高い治療で、厚生労働省の承認を得ています。

治療自体も20年以上続いているので、安全性に問題はありません。

また、少量のボトックスを注入するので、他の部位には影響がでないようになっています。

 

ボトックス注射で起こり得る副作用

ボトックス注射は基本的に安全性の高い治療です。

そのため、大きな副作用はありません。

あえて副作用と言うならば、注射に伴う内出血程度です。

ただし、細い針を使用するので、目立つような注射痕は残りません。

また、まれにボトックスが効きすぎてしまうケースもありますが、何らかの後遺症を残したり、危険な状態にさらされることはありませんのでご安心ください。

 

当院で扱っているボトックスの種類

ボトックスに使用される製剤は、クリニックによって異なります。

当院で扱っているのは「ニューロノックス」という製剤です。

アラガン社のボトックス製剤が安全であると謳うクリニックも多いですが、アラガン社以外のボトックス製剤が安全ではないということではありません。

日本の承認にこだわるならアラガン社のものを使うということになるだけで、安全性は問題ありません。

また、ご希望の場合は、アラガン社のボトックス製剤を使用することもできます。

 

当院のボトックス治療可能部位

当院では、以下の部位のボトックス治療を行っています。

  • 額・眉間・目じり…各33,000円(2か所以上で割引あり)
  • あご・口角・ガミー・バニー…各11,000円
  • 両手…44,000円
  • 両脇…55,000円
  • 両脇・咬筋…各66,000円
  • 肩…33,000円~66,000円

 

ボトックス治療症例写真

当院でボトックス治療を行った症例写真を紹介します。

 

症例①咬筋ボトックス/50歳女性

<施術内容>

  • 期間:4~5ヶ月に1回
  • 咬筋ボトックス50単位(33,000円)

 

左が咬筋に力を入れる前、右が力を入れた写真です。比べてみると、頬の上の方にボコッと出ているのがわかります。

この患者様は、ボコッとした部分と力を入れて盛り上がる部分にも注射をしています。

食いしばりがあり、肩こるというお悩みで施術にみえました。

 

<考えられるリスク及び副作用>

  • 術後の痛み・腫れ・内出血
  • アレルギー反応
  • 表情が不自然になる
  • 仕上がりが左右非対称になる

 

症例②眉間ボトックス/57歳女性

<施術内容>

  • 眉間ボトックス12単位(33,000円)

 

この方は眉間のシワを気にされています。ボトックス注射を行うことで深く刻まれたシワが浅くなることが期待できます。

<考えられるリスク及び副作用>

  • 術後の痛み・腫れ・内出血
  • アレルギー反応
  • 表情が不自然になる
  • 仕上がりが左右非対称になる

 

ボトックス注射を受けられない・控えた方が良いケース

患者様のなかには、ボトックスを受けられないまたは控えた方が良いケースもあります。

以下に当てはまる方は、注意してください。

 

神経疾患

神経疾患などがあり、神経伝達に影響を与える薬を服用されている方は、ボトックス注射ができません。

神経伝達に影響を与える薬を服用されていると、ボトックスの効果が相殺されたり効果が想定以上に高まったりする可能性があります。

 

高齢の方

70歳以上の方へのボトックス注射は推奨されていません。

高齢の方だと、ボトックス注射の有効性が低く、副作用のリスクが高くなると言われています。

当院では比較的高齢の方でもボトックス注射を行っていますので、気になる方はご相談ください。

また、持病の治療目的で服用している薬とボトックスの相性が悪い場合もあります。

ボトックスには禁忌薬があるので、日常的に服用する薬がある場合は必ず医師に伝えてください。

 

妊娠中および授乳中の方

妊娠中や授乳中の方は、ボトックス注射を受けられません。

ボトックスは基本的に安全性の高い治療ですが、胎児や乳児に悪影響を与える可能性がないとは言い切れないのです。

ただし、この点については、まだ明確な研究結果が出ていないので、胎児や乳児に影響があるとも言い切れません。

そのため、安全性が証明されるまでは「妊娠中や授乳中の方にはボトックス注射を行わない」という決まりになっています。

また、男性の場合も、最後にボトックス注射を受けてから、少なくとも3カ月間は避妊が必要です。

 

まとめ

しわや小顔、多汗症に悩む方には、ボトックス注射をおすすめします。

ボトックスは、安全性も高く、効果を感じやすい治療です。

もし疑問や不安点がある場合は、お気軽にご相談ください。

 

 

 

文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック  院長 祖父江 千紗

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