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シミ取りレーザー後の戻りジミ対策、炎症後色素沈着の治療は?

[2023.06.08]

シミ取りレーザー後のよくある悩みで「戻りジミ」があります。

基本的には、戻りジミができても、一定期間経過すれば消えていきます。

そのため、戻りジミはシミ取りレーザーの失敗ではありません。

しかし、やはり治療後の戻りジミは防ぎたいですよね。

そこで今回は、シミ取りレーザー後の戻りジミの対策や原因について解説します。

 

戻りジミとは?

戻りジミは、正確には「炎症性色素沈着・PIH」と言います。

炎症性色素沈着は、シミ取りレーザー後、大体1カ月ほどで現れることが多く、比較的多く見られます。

ただし、通常は一過性のものとして、半年も経過すれば消えていくので、心配する必要はありません。

 

シミ取りレーザー後の戻りジミができるメカニズム

シミ取りレーザー後の戻りジミは、実際には照射した部位のシミが戻っているわけではありません。

レーザー照射後の肌は軽い火傷状態になっており、バリア機能も低下してしまいます。

その肌で紫外線を浴びると、肌がダメージを守ろうとしてメラニン色素を作り出してしまうのです。

 

戻りジミの主な原因

戻りジミの主な原因は、主に以下の5つです。

  • 体質
  • レーザーの強さ
  • 摩擦
  • 日焼け
  • 喫煙

レーザーや体質については、クリニック側で気を付けるべき点ですが、その他については患者様ご自身で気を付けなければいけません。

自身で対策できる部分については、徹底的に対策してください。

 

戻りジミが起きる頻度

戻りジミは、決して珍しいケースではありません。

一般的には、レーザー治療後の30~40%の人に症状が出ると言われています。

そのため、戻りジミが出るものという前提でシミ取りを行った方が良いと思います。

 

戻りジミは基本的に自然に治る

先述したとおり、戻りジミは基本的に自然に治ります。

個人差はありますが、半年もあれば自然と消えていくでしょう。

場合によっては2年近く残るケースもありますが、そのような場合はクリニックで診てもらった方が良いです。

 

シミ取りレーザー後の戻りジミにならないための対策

シミ取りレーザー後、戻りジミにならないためには、治療後の適切なケアも重要です。

以下で、患者様自身でできるケアと、クリニックによるケアの2つの方法を紹介します。

これからシミ取りレーザーを検討されている人は、参考にしてください。

 

患部に刺激を与えない

シミ取りレーザー後は、患部に刺激を与えないでください。

患部に刺激を与えると、微小な炎症を起こし、色素沈着の原因となってしまいます。

とくに摩擦には注意しましょう。

患部を洗うときに強くこすらないようにしたり、かさぶたをかいてしまったりするのは、戻りジミの原因になりやすいです。

 

適切なスキンケア

シミ取りレーザー後の肌は敏感になっているので、スキンケアを丁寧に行ってください。

摩擦を与えない優しいスキンケアはもちろん、保湿も大事です。

肌の乾燥はダメージを与えてしまうので、こまめな保湿を心がけてください。

 

紫外線対策

先述したように、戻りジミの大きな原因は紫外線によるダメージです。

そのため、治療後の紫外線対策は必ず行ってください。

とくに治療後すぐは、極力紫外線のダメージを減らすために、少し家から出る際にも日焼け止めを塗ったり、日傘などを使ったりして肌を紫外線から守りましょう。

また、リスクを減らすために、紫外線量の多い季節を避けて治療を行うのがおすすめです。

 

内服薬

クリニックによっては、戻りジミ対策のための内服薬を処方してくれるケースがあります。

主な内服薬として、トラネキサム酸やトランサミン、ビタミンCなど。

2~3ヵ月程度継続して内服すれば、戻りジミを防げるでしょう。

ただし、内服していても、普段の生活でダメージが多い場合は戻りジミになる可能性があるので内服だけに頼り切ってはいけません。

 

外用薬

クリニックで処方される外用薬としては、ハオドロキノンやトレチノインなどがあります。

ハイドロキノンは主にメラニンの生成を抑え、トレチノインは主にターンオーバーを促進させる働きがあります。

戻りジミへの対策としては効果的ですが、いずれも与える影響が強いので、医師の指示に従って正しく使用してください。

また、外用薬を塗る場合も、摩擦には注意しましょう。

 

当院での対応

当院では、シミ取りレーザーを行った後に、外用薬や内服薬を処方しています。

また、シミ取りを行う前にお肌の状況によっては内服を先に行ってから施術を行う提案をすることもありますし、シミ取りを行わない方が良いという判断になることもあります。

シミ取り後の炎症後色素沈着に関しては時間とともに良くなることが原則ですが、ハイドロキノン、レチノールの塗り薬、トランサミン・ビタミンCの内服、負担のかからないスキンケアの見直しをまずしていただきます。

そのほか状況によってはレーザートーニングなどの美白のレーザーをおすすめすることもあります。

ご不明な点や疑問点は、お気軽にご相談ください。

当院ではレーザートーニングの他、戻りシミの少ないシミ取りも行っております。

まとめ

レーザー治療後の戻りジミに悩まれる方は多いですが、基本的に半年もすれば自然に消えるので、心配する必要はありません。

また、戻りジミは、患者様ご自身のスキンケアによって発生してしまうケースがあるので、治療後はスキンケアも徹底してください。

どうしても不安な場合は、治療前に相談して、内服薬や外用薬を処方してもらいましょう。

 

 

 

文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック  院長 祖父江 千紗

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