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じんましん

蕁麻疹(じんましん)とは

蕁麻疹とは、皮膚の一部に突然、蚊に刺されたような赤みをもった膨らみが現れ、強い痒みがある症状をいいます。 多くの場合は、数時間から1日以内には、赤みやかゆみはあとかたもなく消えてしまいます。強いかゆみに加え、チクチクする、焼けるような感じがすることもあります。形は円形、楕円形、線状、地図状などさまざまですが、特に形に意味はありません。じんましんが現れる部位はさまざまで、顔を含め全身どの部位にも起こりますが、人から人に移る病気ではありません。

蕁麻疹の種類

蕁麻疹には大きく分けて、急性じんましんと慢性じんましん2種類があります。数日から1〜2週間で治ってしまう急性じんましんと毎日のように膨疹が出没を繰り返して、長いものでは何年間も続く慢性じんましんとがあります。慢性じんましんでは、夕方~夜間にかけて症状が出たり悪化したりすることが多く、だいたい決まった時間に症状が出る人もいます。

蕁麻疹の原因

「じんましんの原因はなんですか?」「何かのアレルギーですか?」と質問をよく受けますが、実際には、直接的な原因がはっきりわからないじんましんがほとんどでアレルギー検査をしても説明できないことが多く、原因として考えられるのは、薬剤や食べ物、感染症、膠原病、甲状腺疾患などですが、原因が明確になることは、むしろ稀な場合です。じんましんには、神経系(脳神経、自律神経、末梢神経など)が原因のこともあります。たとえば汗をかいたり、ストレス状態や、興奮したりすると、じんましんがでることもあります。紫外線や冷たいものに触ると出るじんましんもあります。引っかいたり、締めつけたりすると出てくるじんましんもあります。じんましんを起こしやすくしたり悪化させたりする因子として、ストレスや疲労、体調不良、かぜなどの感染症、月経などがあげられます。原因を特定できるじんましんは全体の1~3割ほどです。原因はわからなくても、抗ヒスタミン薬の内服などによって症状を抑えることができます。

蕁麻疹の治療法

主な治療は抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服です。塗り薬は多少の痒み止めくらいの効果しかありません。内服は、蕁麻疹がでてからあわてて内服するのではなく、毎日きちんと薬を飲んで蕁麻疹がでるのを予防するのが治療の原則です。抗ヒスタミン剤の一番の問題点は「眠くなったり、からだがだるくなったりすること」です。かぜ薬で眠たくなるのと同じです。自動車の運転や細かい仕事の時は十分に気を付けてください。最近は一日に1回飲めばいい薬もでていますので寝る前に飲むように勧めることもあります。場合によってはかなり長期間、薬を飲まないといけない人もいますが特に問題はありません。ただし妊娠中の方は内服しない方がいいです。内服で蕁麻疹がなくなってもすぐに内服を中止すると再発することがしばしばありますので、医師の指示に従ってください。

生活上の注意としては、疲労やストレスをできるだけ溜めないようにする。魚介類や肉類はできるだけ新鮮なものを摂る、防腐剤や色素を含む食品を控えめにするな
があります。ほとんどの物は、たまたま一度だけ現れるか、繰り返して起きても1ヶ月以内にはこらなくなります(急性蕁麻疹)。物理的蕁麻疹などは、何ヶ月~何年かの間に、徐々に反応しにくくなってくる事が多いようです。原因のはっきりしない慢性蕁麻疹の場合は、自分自身では症状を避ける事ができず、数ヶ月、あるいは数年にわたり、蕁麻疹の出没を繰り返す事が珍しくありません。多くの場合、薬を飲んでいれば症状は治まりますが、止めればまた元通りの症状が出るようになってしまう事があります。そのため慢性に経過する蕁麻疹の多くは、症状の有無に関わらず長期に渡り薬を飲み続ける必要があります。しかし、そのようにしてうまく症状をコントロールしていくと、ほとんどの場合は少しずつ、薬の量を減らす事ができ、やがては薬を中止できるようになります。

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